中古パソコンを買った時の初期設定その1。Windows11の電源を入れてWi-Fiに繋ぐまで編

中古パソコンの初期設定 Windows11編(初心者向け)

はじめに

かがみんです。

ここでは中古パソコンを買った初心者さん向けに

「最初にどうしたらいいの?」

について解説します。

内容は

・電源の操作

・Wi-Fiの設定

・Windowsのアップデート

などがメインです。

 

では電源の操作から始めましょう。

たいして長くないので電源の項は一気に読んでください。

最初にやることは充電

最初にACアダプターでコンセントに繋いでパソコンを充電しましょう。

充電が完全に無くなると本体の故障の原因になります。

テレビやラジオと違って、パソコンやスマホは中にいろいろなデータが入っています。

それを保持する為に、たとえ電源がオフでも少しだけ電力が必要なんです。

このパソコンの場合は充電が完全に無くなる前に自動的に電源が切れるようになっています。

バッテリー残量を確認したい時は画面右下の電池みたいなマーク

 にカーソル(マウスを動かしたりタッチパッドを指でなぞると画面上で動く矢印)を合わせると

こんなのが出てきます。

この残り時間はその時やっている作業を続けた場合、充電がどのくらいで無くなるかな?という大雑把な目安です。

バッテリー残量98%で11時間9分と出ていますね。

この時はLibreOffice(無料のOfficeソフトのひとつ)で、この文章を書いていました。

LibreOfficeはMicrosoftのOfficeと比べると消費電力が少なくて済むようで私は愛用しています。

画面の明るさをもっと暗くしたり、一時的にネット接続を切ったりすれば、電力消費量はもっと少なくなると思います。

自宅なら関係ありませんが、充電できないカフェで作業する時は節電は重要ですからね。

電源の操作

電源オン(起動)は電源ボタンを押すだけですが、

電源オフ(シャットダウン)と再起動(一旦、電源オフにしてすぐに起動させる事)は、注意して下さい。

電源ボタンで電源切っちゃダメですよ!

スリープとは

多くのパソコンは何も操作しない状態が数分続くと自動的に画面が暗くなり、さらに何もしないと電源はオンだけど消費電力を節約するスリープというモードになります。

スリープ状態からの復帰は電源オフからの起動より早く復帰できるという利点があります。

設定で変更もできますが、ここから復帰する方法を話します。

たいていスリープ状態では電源スイッチが点滅します。

電源スイッチがスライドタイプの場合

電源スイッチがスライドスイッチタイプの場合、電源オン(起動)の時と同じようにスイッチをスライドさせたまま3~4秒待ちます。

画面が表示されるので数秒待ってタッチパッドをダブルタップします。

サインインボタンが表示されるのでサインインしましょう。

スリープは作業中にちょっと席を外す時などに便利な機能です。

電源スイッチがボタンタイプの場合

ボタンタイプの場合は電源ボタンの押すだけのタイプやどれか適当なキーを押すだけのタイプなどいろいろあります。

比較的多いのはキーボードのキーを押すだけのタイプです。トイレに行く時に画面を消しとく程度ならすぐに復帰出来た方が楽ですからね。

電源オフ(シャットダウン)のやり方

はじめてパソコンを触る人がよくやるのが電源ボタンで電源オフにする事です。

テレビやラジオなら当たり前の事ですが、パソコンの場合はダメなんです。

パソコンは中に複雑なプログラムがたくさん入っています。

それがまだ動いてるのに突然電源を切ると、プログラムが壊れちゃう事があるんです。

よく分かんないですよね。とりあえず、電源ボタンで電源オフは非常時だけ!と覚えて下さい。

非常時については後述するとして通常の電源オフ(シャットダウン)について説明します。

通常の電源オフ(シャットダウン)のやり方

パソコンの電源を切る事をシャットダウンと言います。シャットダウンする為には専用のボタンがあります。

まずは画面の下の方にあるWindowsのマークを押します。

押すとはマウスやタッチパッドに付いてる左側のボタンを押す事です。左クリックとも言います。

タッチパッドの場合はパッドを指で軽く叩くだけでも同様の操作が可能です。これをタップと言います。

するとメニューウィンドウが開くので

画面の右下にある電源ボタン(地図記号の果樹園みたいなやつ)を押します。

すると

こんなのが出てくるのでシャットダウンを押します。

これが安全なシャットダウンのやり方です。

緊急時のシャットダウン

ちなみに電源オフ(シャットダウン)については「電源スイッチをスライドしたまま10秒」なんて裏技もありますが、やりすぎると故障の原因になる事があるので、どうしようもない時に電源を落とす為の緊急手段として下さい。

また、何も操作しない時間が短時間ならスリープ状態でなく画面が暗くなっているだけです。

この場合は画面は暗いけど電源スイッチは点滅でなく点灯しています。

この状態では適当なキーを押すとかタッチパッドをスリスリするとかの簡単な操作で復帰します。

再起動とは

再起動とは読んで字の如く一旦シャットダウンして再び起動するプロセスを自動的に行う事を言います。

何でそんな事するの?と思いますよね。

何か作業をしている時にどういうわけかアプリが動かなくなってしまう事がたまにあります。

作業途中のデータを保存してから終了したいのは山々ですが、アプリ自体が固まってしまって終了も出来ない!という事があります。

そんな時は保存は諦めて再起動します。少し時間がかかる事があるのでのんびり待ちましょう。

さらに重症になり再起動も出来ない時は、先ほどの緊急シャットダウンを使う事になります。

他にも、新しくアプリをインストールした時やWindowsアップデートを行った時も再起動を促される事があります。

画面の指示に従って再起動しましょう。

再起動のやり方はさっきのシャットダウンで出てきた

この窓まで進み再起動を押しましょう。

Wi-Fiに繋ぐ

ではWi-Fiの設定をしてインターネットに接続しましょう。

自宅にWi-Fiがあることを前提として話します。

【自宅にWi-Fiがない方へ】

据え置き型でもポケットWi-FiでもいいのでWi-Fi環境を準備してください。

Wi-Fi回線は出来れば定額料金プランを契約して下さい。

寝っ転がってYouTube動画でも観ればあっという間にけっこうなデータ量を消費してしまいます。

従量課金制では「今月いくらになるんだろう?」なんて落ち着かないですからね。

Wi-Fi設定の手順

ルーターの確認

ご自宅のWi-Fiルーターを確認します。

ルーターとは家の中にWi-Fiの電波を飛ばしている機械の事です。

LANケーブルという少し太いケーブルが繋がってランプが点灯していると思います。

裏側を見ると「SSID」と「パスワード」が書いてあるので、スマホで写真を撮ります。↓

こんなふうにSSIDとパスワードが書いてあります。

※有線接続の場合はご自身で用意したLANケーブルを接続するだけなのでこの手順は不要です。

パソコン側のWi-Fi設定

パソコンの電源を入れて、Wi-Fiの設定をします。

なるべくルーターの近く(数メートル以内)で作業してください。電波を拾いやすくなります。

パソコンの画面の右下のほうに地球儀のような丸いアイコンがあるのでカーソルを合わせます。

すると「インターネットアクセスなし」と書いてあると思います。

そのまま左クリックすると小さな窓が開き、左上にWi-Fiと書いてあります。

上の写真のように扇形のWi-Fiマークと「>」というマークが並んでいるので「>」を左クリックします。

切り替わった画面の右上に下の写真のようなスライドスイッチのマークがあるのでカーソルを合わせて左クリックしてオンにします。

オンになると青い表示に切り替わります。

先ほどスマホで撮った写真を見ながら、SSIDが同じものを探します。

下の写真のようにSSIDの左側に鍵のかかった扇型のマークがあります。

この扇マークは電波の強さを表しています。

なるべく電波が強いSSIDを選びましょう。

接続するSSIDを選んだらカーソルを合わせて左クリックします。

「自動的に接続」にチェックが入っていることを確認して「接続」ボタンを左クリックします。

下の写真のように「パスワードを入力してください」という表示が出るので入力欄に、先ほどの写真を見ながら入力します。

写真に撮ったのはこの時の為です。

ルーターの印刷は小さい字で書いてある事が多く、読みにくい事が多いです。

スマホの写真なら簡単に拡大できますからね。

ワンタッチ接続の場合

「ルーターのボタンを押して接続することもできます」という表示が出た場合

※「ルーターのボタンを押して接続することもできます」という表示が出た場合は、ボタンを押すだけで簡単に接続できるのでパスワード入力は不要になります。ルーターによってはこの表示が出ないこともあります。

一般的にこの簡単接続ボタンは、ルーターによって「WPS」「AOSS」「らくらくスタート」という名称だったりボタン自体に「setting」とか「設定」と書いてあることもあります。

多くの機種では「ルーターのボタンを押して接続することもできます」という表示が出ている状態でルーターのボタン(パソコンではなくルーターの機械に付いてるボタン)を押すと自動的に接続されます。

たまに、ボタンなんて付いてない機種もあります。詳しくはルーターの説明書を参照してください。

ワンタッチ接続ができない場合

上記の自動接続がうまくいかない場合

先ほどのパスワード入力画面に戻ってパスワードを手入力します。

パスワード入力中は入力したパスワードは●●●●と表示されます。

入力ミスが不安な場合は、1文字以上入力すると入力欄の右の方に目のようなマークが出てきます。

目のマークにカーソルを合わせて左クリックすると入力した文字が確認できます。

入力できたら「次へ」をタップします。

入力ミスがあると「このネットワークには接続できません」という表示が出ます。

その場合はもう一度、地球儀マークを左クリックしてやり直します。

入力ミスが疑われる場合は以下の点を確認します:

・大文字と小文字を間違えていないか?

・数字のゼロとアルファベットのオーや数字の1とアルファベットのl(小文字のLや大文字のi)を間違えていないか?

・多くのルーターではSSIDが3種類以上あります(周波数の種類が複数ある)。SSIDの直下に書いてあるパスワードを入力しましょう。

成功すると「接続済み」という表示になります。

これでインターネットに接続できました。

お疲れ様でした。

次回のその2では、セキュリティーのために重要な「Windowsをアップデートする」という作業をしましょう。

こちらからどうぞ↓

中古パソコンを買った時の初期設定その2。Windows11のアップデート編
Windowsパソコンをウィルスから守る為にWindowsを最新バージョンにする、という作業をしましょう。初心者さん向けに画像多めで解説しました。

休憩しながらで良いので、このセキュリティ設定は必ず行って下さい。

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