中古パソコンを買った時の初期設定その3。Microsoftセキュリティ編

中古パソコンの初期設定 Windows11編(初心者向け)

はじめに

かがみんです。前回より記事ではWindowsアップデートをしました。

いくら良いセキュリティソフトがあってもWindowsアップデートをしないと宝の持ち腐れです。

前回の記事をまだ読んでいない人は「有料セキュリティソフトは要らない!?」という話も併せて読んでみてください。↓

中古パソコンを買った時の初期設定その2。Windows11のアップデート編
Windowsパソコンをウィルスから守る為にWindowsを最新バージョンにする、という作業をしましょう。初心者さん向けに画像多めで解説しました。

Windowsセキュリティとは

WindowsセキュリティはWindowsパソコンに最初から入っているMicrosoft純正の無料で使えるセキュリティソフトです。

前回の記事で「有料セキュリティソフトは要らない!?」という話をしましたが、それはWindowsセキュリティが無料のくせに充分に優秀だからです。

Windows10以前のMicrosoft純正のセキュリティソフトは貧弱でした。前回の記事で、私のWindows8.1のパソコンがウィルスに感染した話を書きました。

当時のWindowsパソコンはセキュリティが弱く、他社製の有料セキュリティソフトが必要でした。

ところがWindows10以降、その辺の事情が変わりました。

現在のWindows11パソコンのセキュリティソフトは一流の有料ソフトと遜色ない、むしろ二流のセキュリティソフトなら凌駕する性能を持っています。

我々ユーザーにとっては喜ばしい事です。無料なのに高性能なこのソフトをフル活用しましょう。

Windowsセキュリティを開く

では、さっそくWindowsセキュリティを開いてみましょう。

前回の説明と少し被りますが念の為。

デスクトップ画面の下の方にある青い正方形が四つ並んでいるWindowsマークをタップします。

たくさんアイコンが並んでいますが、歯車のような設定というアイコンをタップします。

すると左の一覧の下の方にプライバシーとセキュリティというのがあるのでタップします。

プライバシーとセキュリティのページが開いたら、1番上にWindowsセキュリティと書いてあるのでタップします。

すると、Windowsセキュリティを開く、というボタンがあるのでタップします。

セキュリティと概要、というページになるので「ウィルスと脅威の防止」という所をタップするんですが、「今すぐスキャン」というボタン部分は避けて文章や絵が書いてある辺りをタップします。

すると「クイックスキャン」というボタンがあるので、すぐ下の「スキャンのオプション」をタップします。

このようなスキャンのオプションというページが開きます。↓

↑これがWindowsセキュリティの真骨頂です。

簡単に説明すると、クイックスキャンというのはシステムファイルのような特に重要なファイルをスキャンします。

クイックスキャンは手動で操作しなくてもデフォルト設定では

  • コンセントに接続して
  • パソコンが起動していて
  • ログインしている(PINコードや顔認証などでロック解除した状態)
  • アイドル状態(パソコンが使える状態だけど使っていない。スリープじゃダメ。)

の時に自動的にスキャンしてくれています。

という事は

  • パソコンを使うのはカフェやファミレスなどの外出時だけ
  • カフェやファミレスでは充電しない
  • 自宅では電源オフのまま充電するだけ

という使い方だと注意が必要です。いつまでもクイックスキャンもされない事になります。

私の場合は帰宅後に自宅のWi-FiでWindowsアップデートをするので、その時に電源につないいだまましばらく放置するので一緒にクイックスキャンをやってくれてます。

まぁそれでも充分なんですが、心配性な方に特にお勧めしたいのが、「フルスキャン」と「オフラインスキャン」です。

フルスキャンはWindows上にあるほぼ全てのファイルをスキャンします。外付けHDDに写真や動画を保存している場合もフルスキャンならカバーしてくれます。

かなりのリソースを使うのでフルスキャンをしている間はパソコンの動作が遅くなります。保存してあるデータが多いパソコンだと2〜3時間かかったりするので寝る前にやるのがオススメです。

これをやる時は電源接続時に3時間くらいスリープ状態にならないように設定しておく必要があります。(画面オフだけなら大丈夫)

そしてオフラインスキャンは、Windowsを一旦止めてOSの外側からウィルスをスキャンします。頭の良いウィルスは見つかり難いようにWindowsが動いてる時は隠れちゃう奴が居るんです。それを探す為のオフラインスキャンです。

オフラインスキャンはフルスキャンほど時間はかかりませんが、一旦再起動するので10〜15分くらいパソコンが使えなくなります。

毎日のスキャンは自動でやってくれるクイックスキャンでいいので、月イチとか週イチとかでフルスキャンとオフラインスキャンもやれば、ウィルスの心配はまずないと思います。

もちろん、前回の記事で解説したWindowsアップデートをちゃんとやってるのが大前提です。一番の武器は”最新のセキュリティプログラムがインストールしてある事”なので。

これも毎日手動でやらなくても、起動してロック解除して充電しながら放っとくだけで大丈夫です。

あとがき

Windowsは一番便利なパソコンです。

世の中の大多数のソフトやアプリや外付けパーツが「Windowsで使えるように」作ってあるからです。

最も数が多いパソコンですからね。いかにMacのビジュアルやデザインが綺麗でも、こればかりはどうにもなりません。

裏を返せば、悪人から見れば美味しい獲物です。ウィルスも一種のプログラムですからね。

頑張って高性能なウィルスを作れば、後は無限に複製してばら撒くだけです。その為に大きな市場を狙うのは当然です。

ただし、天下のMicrosoftがそれを指を咥えて黙って見てる訳がありません。

その為に、大きな予算を投じて数時間毎というハイペースでセキュリティ更新プログラムを配布してくれています。

こんなやつ↓

これをちゃんと使えば、有料セキュリティソフトなんて要らない、という話にも繋がります。

せっかくの恩恵なんだから、しっかり享受した方が得だよね、というのが今回の話でした。

次回のその4では、Microsoftアカウントについて解説します。

ただのアカウントなんだけど、セキュリティにも関わるし、なにより便利なので設定しましょう。

こちらからどうぞ↓

中古パソコンを買った時の初期設定その4。Microsoftアカウント編
はじめにかがみんです。前回の記事ではWindowsのアップデートとセキュリティ対策が終わって安心してパソコンを使う準備が整いました。でも、まだこんな感じの↓黄色い三角の警告が残っていると思います。文章の文言は随時変わるので、黄色い三角がある...

そんな設定終わってるよ、という方へ。

このブログではパソコンに関するいろいろな話をカテゴリー分けしてあります。こちらのカテゴリーページから興味のある記事を読んでみて下さい。

中古パソコンの初期設定 Windows11編(初心者向け)
中古パソコンを買った時の初期設定の説明です。Windows11用です。初心者さん向けに画像をたくさん使って解説してあります。

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